どうもこんにちは!
あなたの専属フォトアドバイザーのnikoです。

今回はレンズの性能を知ることができる「MTF曲線」についてお話しします。

「MTF曲線」を読み取ることが出来ればその「交換レンズ」の強みや弱みがわかります。

「交換レンズ」を買ってから「何かイメージとちがうなぁ…」とならないように、「MTF曲線」を読めるようになっておきましょう。

それでは「MTF曲線」についてお話しします。
「交換レンズ」の性能を知ることができる「MTF曲線」とは?

「MTF曲線」は、その「交換レンズ」で撮影した写真の画面中央から周辺部にかけてのコントラスト・解像度・ボケの自然さがどう変化するかを確認できる表です。

ボケの大きさや写真の色にじみは「MTF曲線」では判断できませんので注意しましょう。

それでは今回はニコンの「AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR」の「MTF曲線」を例に挙げて説明したいと思います。

「MTF曲線」の縦軸の見かた

まず、縦軸の見かたですが「交換レンズ」の性能を最大1.0としたもので、赤線(10本/mm)がコントラストの性能、青線(30本/mm)が解像度を表しています。

どちらの線も1.0(上部)に近いほど高コントラスト・高解像度、つまり「綺麗な写真」を撮影できる「交換レンズ」だと判断出来ます。

あと、ここも重要なポイントですが、それぞれの「実践」と「点線」が近いほど「自然なボケ」を表現できる事になります。
「MTF曲線」の横軸の見かた

次に横軸の見かたですが、横軸には5、10、15、20と数字が書かれていますが、この数字は「撮像素子」の中心からの距離をmm単位で表しています。

今回、例に使用しているレンズはフルサイズ用になります。フルサイズは36×24mmで対角線は約43mmです。

その中心からの距離になるので43mmを半分に割ると21.5mmとなり、おおよそこの表の横軸と同じになります。
文章だけではイメージしにくいと思いますのでイラストを用意しました。ご覧ください。

APS-C専用レンズやフォーサーズ専用レンズなど、フルサイズより小型のセンサー専用レンズの場合は横軸の数値が小さくなります。

あと、「Wide」と「Tele」と2つの表がありますが、これは「Wide」が「焦点距離16mm」の時の表。「Tele」が「焦点距離35mm」の時の表になります。今回例に挙げた「交換レンズ」の「最短焦点距離」と「最長焦点距離」の表ということです。

ちなみに、今回例に挙げた表を見ると、いずれの曲線も右に進むほど、右下がりになっています。

これは画質が画面中央から離れるほど低下していることを意味します。

ここまでの話から、「MTF曲線」はその曲線が限りなく上辺の1に近く、横軸を右に進んでも、下に下がることなく推移していく状態がもっとも理想的な「交換レンズ」だということになり ます。
「MTF曲線」まとめ

「MTF曲線」の読み方は難しいので、最後に要所をまとめておきます。

  • 縦軸の1.0に近いほど性能が高い。

  • 横軸は「撮像素子」の中心からの長さ。つまり「写真データ」の中心からの長さと同じ。

  • 「10本/mm」の曲線は写真の「コントラスト性能」を表す

  • 「30本/mm」の曲線は写真の「解像度性能」を表す

  • 「実践」と「点線」が重なり合っているほど「自然なボケ」が表現できるレンズ。

  • 「Wide」は最短焦点距離の表。「Tele」は最長焦点距離の表。

なお、「MTF曲線」はレンズのスペックを取り上げるホームページやカタログなどに必ず表記されます。ぜひ一度、個々のレンズの特徴 を「MTF曲線」の観点から覗いてみましょう。

今回は「MTF曲線」についてお話ししました。

それではお疲れ様でした。nikoでした~。


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