どうもこんにちは!
あなたの専属フォトアドバイザーのnikoです。

今回は写真に起こる「収差」の種類についてお話しします。
「収差」とは?

まず最初に、どうして「収差」が起きてしまうのかをお話しします。写真はレンズから入ってきた「被写体の像」と「レンズを通ってきた像」が完全に同じになる事が最も理想的な状態です。

しかし、レンズはそのほとんどが球面で構成されているので、被写体のある1点から出た光は、レンズを通ってしまうと完全に1点には結像しません。さらに「光の波長」によっても焦点の位置が異なってしまいます。このように理想的な状態から外れ、歪みや、色ずれを生じることを「収差」と呼びます。
「収差」の種類について

収差と言ってしまうとただ1つしかないように聞こえますが、これはこの手の現像の総称であって、その種類はさまざまです。レンズが球面で構成されているがゆえに、屈折で生じる「球面収差」「コマ収差」「非点収差」「歪曲収差」「像面湾曲」の5つは「ザイデル」の5収差と呼ばれています。
①球面収差

レンズの周辺部分を通る光が焦点よりもレンズに近い位置に集光してしまい、光軸上で光線が1点に集まらない現象のこと。レンズが球面であることが原因で、これを解消するために非球面レンズなどが用いられています。
②コマ収差

画像周辺部において像が中心方向、あるいは逆方向に尾を引くように結像する現象のことです。光軸上では点が点に結像するレンズでも、周辺部でこのような収差が、発生することがあります。
③像面湾曲

平面の被写体にピントを合わせたとき、像面が平面にならず、湾曲した像面として結像してしまう収差のこと。このため画面中心にピントを合わせようとすると周辺がぼけてしまい、逆に周辺部にピントを合わせると中心部がぼけてしまいます。
④非点収差

光軸から離れたところの点を結像させたとき、それが、点にならずに楕円形になったり、線状になってしまったりすることがあります。これを非点収差と呼びます。画面周辺部分で見られる収差の1つです。
⑤歪曲収差

撮影した画像が被写体と相似形にならず、画面内の直線などが歪んで描写される収差のことです。画像が対角線方向に伸びた形のものを糸巻き型収差、逆に縮んだ形になるものを樽型収差と呼びます。

今回は写真に起こる「収差」の種類についてお話ししました。
それではお疲れ様でした。nikoでした。


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