どうもこんにちは!
あなたの専属フォトアドバイザーのnikoです。

今回はRAW現像ソフトで「特定の色」だけ調整する方法についてお話しします。
RAW現像ソフトで「特定の色」だけ調整する方法

空や海の青色、花の赤色だけといったように「特定の色」に対してだけ、色合いを変えたり、彩度を変えたりししたいと思ったことはないでしょうか?

一眼レフカメラ付属の純正RAW現像ソフトは、一眼レフカメラの延長という位置づけのためか、単純な現像を超える、いわゆる画像処理に近いような機能が含まれないことがほとんどです。

そのような場合に役立つのが汎用のRAW現像ソフトです。市川ソフトラボラトリーの「SILKYPIX」、アドビシステムズ社の「Lightroom」はいずれも「特定の色」に対して色補正することが可能です。

ただこれらは補正できる色相の範囲があらかじめ決められています。「Lightroom」が扱える色相はレッド、オレンジ、イエロー、グリーン、アクア、ブルー、パープル、マゼンタになり、「SILKYPIX」もほぼ同様になります。この2つのソフトを使用すれば、色相の種類は限定されてはいますが、「特定の色」を補正をしたいという希望をかなえることができるでしょう。

この機能では、指定した色相ごとに色味を変更したり、彩度や明度を調整したりできます。また、色相をまたぐような色に対しては、複数の色相を操作することで効果的に補正することができます。ただし、色相の分割が8であるために、同じ色の系統に属しながら微妙に異なる色だけを補正したいという場合には、やはりうまくいきません。

一例を出すと、空と海が写った写真で沈んだ海の色を明るくしようとしたら空まで明るくなってしまったり、ポートレート写真で茶系に染めた髪の毛を補正しようとしたら人物の肌まで一緒に補正されてしまったりというような結果になってしまいます。現在のRAW現像ソフトの限界とも言えます。そのような中で異彩を放つのがニコンの「Capture NX」です。

ニコン専用のRAW現像ソフトではあるのですが、「カラーコントロールポイント」という機能を使えば、補正する色相をかなり限定することができますし、また、マスク機能も利用すれば、さらに限定的な色補正を行うことが可能になります。マスクを使いこなすのは難しいという人でも、カラーコントロールポイントだけで非常に簡単に特定色の色補正ができてしまいます。

「CaptureNX」はほかの汎用RAW現像ソフトと同様、JPEGやTIFFにも対応するのですが、やはりRAWを元にした色補正の品質の高さには及びません。現像段階で特定色の色補正をしたいという要望は多いと思います。カメラメーカー純正のRAW現像ソフトにも対応してもらえると活用範囲が広がって、ユーザーの利便性も上がるでしょう。各メーカーには検討していただきたいものです。

今回はRAW現像ソフトで「特定の色」だけ調整する方法についてお話ししました。
それではお疲れ様でした。nikoでした。
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