どうもこんにちは!
あなたの専属フォトアドバイザーのnikoです。

今回はスピードライトのガイドナンバーについてお話しします。
スピードライトの「ガイドナンバー」とは?

スピードライトの光量の目安として使われているのが「ガイドナンバー」です。メーカーのスピードライトのスペック欄にはこの「ガイドナンバー」が必ず記載されています。

光量の目安として役に立つ「ガイドナンバー」ですが気を付けなくてはいけないポイントがあります。

それはメーカーによって「ガイドナンバー」の測定方法が異なっているという事です。

正確に別メーカーのスピードライトの「ガイドナンバー」を比較するには測定時の「焦点距離」と「照射角」もふくめて比較しなければいけません。

この要素を含めずに「ガイドナンバー」だけでスピードライトを選んでしまうと間違ったものを買ってしまう恐れがあります。スピードライトを買う際にはこれから解説する事を踏まえて選んでくさい。
ガイドナンバーは「焦点距離」と「照射角」で変わる事に注意する

スピードライトは使用するレンズの「焦点距離」により「照射角」が自動的に変わります。望遠ではより集光され「強い光」になるので、ガイドナンバーも大きくなります。

逆に広角になると光が広がり「弱い光」になるので、ガイドナンバーは小さくなります。わかりやすいようにイラストを用意しました。


メーカーによってガイドナンバー測定時の「焦点距離」と「照射角」が違う

冒頭にも書きましたが、メーカーによってガイドナンバーを測定する時の「焦点距離」と「照射角」は違います。

キャノンのスペック欄に書いてあるガイドナンバーは「焦点距離200mm」の時のガイドナンバーを記載しています。

ですが、ニコンのスピードライトのガイドナンバーは「焦点距離35mm」の時のガイドナンバーを記載しています。

「焦点距離が200mm」の時は集光されて強い光になりますし、「焦点距離35mm」の時は光が広がり弱い光になっています。

ですので「焦点距離200mm」の時のガイドナンバーと「焦点距離35mm」の時のガイドナンバーを比較する事はできません。
キャノンの「600EX-RT」とニコンの「SB-910」のガイドナンバーを比較してみる

キャノンのフラッグシップクラスの「600EX-RT」はスペックのガイドナンバー欄には「60」と記載されています。

対してニコンのフラッグシップクラスの「SB-910」のガイドナンバーは「34」と記載されています。

一見、キャノンの「600EX-RT」の方が圧倒的に光量があるのではないか?と思ってしまいますが、これは大間違いです。

先程も言った通り、キャノンはの「600EX-RT」は「焦点距離200mm」の時のガイドナンバーを測定した結果が「60」ニコンの「SB-910」は「焦点距離35mm」の時のガイドナンバーを測定した結果が「34」なのです。

ニコンの「SB-910」を「焦点距離200mm」で測定した時のガイドナンバーは「53」になります。


異なった製造メーカーのスピードライトを比較する時は、測定時の「焦点距離」と「照射角」を確認してガイドナンバーを比較しましょう。あと、ガイドナンバーを測定した時の「焦点距離」と「照射角」は取扱い説明書に記載されています。

今回はニコンの「SB-910」の取扱い説明書に書いてある「照射角」別のガイドナンバー表を記載しておきます。参考にしてください。

ガイドナンバーの計算式について

ガイドナンバーの算出方法がわかっていれば、使うレンズの絞り値でどこまでスピードライトの光が届くのかなど、また「マニュアル調光」で撮影する時も、被写体までの距離がわかっていれば適正な絞り値を計算で求めることができます。以下にガイドナンバーを求める計算式を記載します。
  • ガイドナンバー=絞り値×距離(m)

  • 絞り値=ガイドナンバー÷距離(m)

  • 距離(m)=ガイドナンバー÷絞り値
この計算式は被写体までの距離や絞り値などの「目安」を算出する事ができます。ですが撮影現場には「自然光」や「一眼レフの設定」「レンズの性能」など様々な要因があります。ガイドナンバーはあくまでも「目安」と考えておく方がベターでしょう。
ガイドナンバーとISO感度の関係

ガイドナンバーは感度が1段上がると√2倍になります。例えばガイドナンバーが30ならば約42となり、ISO感度が2段上がれば2倍になり、届く距離も2倍になります。

デジタル一眼レフカメラではISO100以外で使う場合も多いので、よく使う感度でどのくらいのパワーなのかを計算しておくと撮影をスムーズに行えるでしょう。


今回はスピードライトのガイドナンバーについてお話ししました。
それではお疲れ様でした。nikoでした。


関連記事
ここは記事下のフリースペースです
コメント
非公開コメント

トラックバック

http://blog.phototechnic.jp/tb.php/210-94b124f7