どうもこんにちは!
あなたの専属フォトアドバイザーnikoです。

今回は「ペンタプリズム」と「ペンタミラー」についてお話しようと思います。

以前「被写体がファインダーに写る仕組み」を解説しましたが、「ペンタプリズム」と「ペンタミラー」の役割をより深く理解するために、もう1度おさらいしておきましょう。
「被写体がファインダーに写る仕組み」のおさらい

まず、イラストをご覧ください。「被写体がファインダーに写るまで」は次のような流れになります。

①光(像)はまずレンズを通ります。像は上下左右逆になっています。
②次に光(像)は絞りを通ります。
③ミラーが光(像)を45度反射します。
④光(像)はファインダースクリーンを通りピントを検出します。
⑤ペンタプリズムで光(像)を反射させ上下左右を正しく修正します。
⑥ファインダーに光(像)が届きます。

この一連の流れが「被写体がファインダーに写る仕組み」です。思い出して頂けたでしょうか?

それでは「ペンタプリズム」と「ペンタミラー」についてお話します。
ペンタプリズムの形状について

まず、「ペンタプリズム」ですが、5角柱形で7面体の形状をしています。

「ペンタプリズム」はガラス製プリズムの表面(外側)にアルミニウムや銀を蒸着処理しています。

蒸着処理とは真空にした容器の中で、蒸着材料を加熱し、気化させて、離れた位置に置かれた基板の表面に付着させ、薄膜を形成する処理です。
ペンタミラーの形状について

次に「ペンタミラー」ですが、形状は多面体のガラスユニットで、中空になっています。

こちらも「ペンタプリズム」と同じように表面にアルミニウムや銀を蒸着処理しています。
「ペンタプリズム」と「ペンタミラー」の役割とは?

「被写体がファインダーに写る仕組み」でも、解説しましたが、レンズを通過した「像」は上下左右が逆になっています。(倒立逆像といいます。)

そのまま上下左右が逆になっていると、写真が撮りずらく、構図もしっかり決められません。

そこで「ペンタプリズム」と「ペンタミラー」が内部で複数回反射させ、画像を正しく直してくれます。(正立正像といいます。)

わかりやすいように、イラストにしてみました。ご覧ください。


「ペンタプリズム」と「ペンタミラー」の違い

「ペンタプリズム」と「ペンタミラー」にはそれぞれメリット・デメリットがあります。まとめてみましたのでご覧ください。
「ペンタプリズム」のメリット・デメリット

○メリット
  • 光学性能が「ペンタミラー」より優れています。

●デメリット
  • 「ペンタミラー」より製造コストがかかります。

  • 中実になっているので、重量があります。

「ペンタミラー」のメリット・デメリット

○メリット
  • 「ペンタプリズム」に比べて製造コストが安く抑えられます。

  • 中空で軽いためファインダーが軽量化ができます。

●デメリット
  • 「ペンタプリズム」よりも光学性能が劣ります。

  • 「ペンタプリズム」より「像」が暗く見えてしまいます。

一般的に「ペンタプリズム」は中級機・上級機の一眼レフに使用されています。「ペンタミラー」は初級機に使用されています。

今回は「ペンタプリズム」と「ペンタミラー」についてお話しました。
おわかりいただけたでしょうか?

それでは、nikoでした!


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