どうもこんにちは!
あなたの専属フォトアドバイザーのnikoです。

今回は「絞り」についてお話ししようと思います。「絞り」はカメラの中で、とっても重要な役割があります。

ですが、一眼レフカメラを初めてすぐでは、なかなか仕組みを理解するのが難しい所ではないかと思います。

「絞り」の説明が、あなたに上手く伝えられるか不安ですが、「そうか!絞りってこういう事だったのか!」と言ってもらえるように、頑張って説明したいと思います。

以前「写真が出来る仕組み」を解説しましたが、「絞り」の役割をより深く理解するためにもをおさらいしておきましょう。
写真の出来る仕組みをおさらい


まず、イラストご覧ください。写真は次のような流れで出来ていきます。

①被写体から出た光を「レンズ」が取り込む。
②「絞り」が光の量を調整する。
③「シャッター」が開き、光を通す。
④その光を「撮像素子」が受ける。
⑤「撮像素子」が写真データに変換する。
⑥写真データがメモリーカードに記録される。

この一連の流れで「写真データ」が完成します。
「絞り」の大切な役割とは?

今回紹介する「絞り」の役割は大きくいって2つの役割があります。それは…
  • 光の量を調節する役割。

  • ピント(焦点)の合う範囲を調整する役割。

になります。それではまず「光の量を調節する役割」から説明していきます。
「絞り」の役割1つ目。光の量を調節する。


まず、「絞り」はどんな形をしているかというと、上のイラストのような形をしています。
「絞り」は真ん中の「穴」を、閉じたり開いたりして、「光の量」を調節する仕組みになっているのです。つまり…
  • 穴の量を大きくする=光の量が多くなる=写真が明るくなる!

  • 穴の量を小さくする=光の量が少なくなる=写真が暗くなる!
という事になります。わかりやすいように、イラストで説明します。
「絞り」の穴を大きくして「光の量が多い」場合

レンズから入った光(黄色)は「絞り」を通って「撮像素子」に当たっています。このイラストでは「絞り」の穴を大きく開けているので光がたくさん「撮像素子」にあたっています。この場合、写真は明るくなります。
「絞り」の穴を小さくして「光の量が少ない」場合

今回のイラストは、「絞り」の穴がさきほどより、小さくなっています。「絞り」の穴が小さいと通る光も少なくなっている事がわかるでしょう。結果、暗い写真が出来る事になります。

おわかりいただけたでしょうか?「絞り」はこんな仕組みで光を調整するんですね。

次は、「ピント(焦点)の合う範囲を調整する役割」について説明していきます。
「絞り」の役割2つ目。ピント(焦点)の合う範囲を調整する。

つぎもすごく大切な機能です。「絞り」では「ピント(焦点)の合う範囲」を調節する事ができます。
ピントと焦点についてはこのページで詳しく説明していますが、
「絞り」をより深く理解するために、もう一度おさらいをしておきましょう。
焦点とピントについておさらい

レンズにさしこんだ光は、くっ折によって折れ曲がり内側に向かいます。レンズの真ん中よりも、周辺の方が浅い角度でさし込むため、光はより大きく折れ曲がります。このため、レンズにさしこんだ光が1点に集まるのです。この点のことを焦点(しょうてん)といいます。

イラストでは「A点」から出た光(像)はレンズを通って、一点に集まっていますね。そこが、「焦点」です。その「焦点」が「撮像素子」に届くと「A点」の写真データが作成される訳です。お分かりいただけたでしょうか?
焦点とピントの関係

「焦点」と「ピント」は密接に関係しています。というかほとんど同じ意味だと私は思います。「ピントが合っている」という現象は「撮像素子」にちょうど良く「焦点」があたっている事なのです。では、もっとわかりやすいように「ピントが合っている場合」と「ピントが合っていない場合」のイラストを作成しました。
ピントが合っている場合

イラストをご覧ください。A点から出た光はレンズを通った後「撮像素子」上で1点に集まっていますね。この場合、A点のピントは合っています。
ピントが合っていない場合

次は「ピントが合っていない場合」です。B点から出た光(像)はレンズを通った後、撮像素子の手前で1点に集まり、また広がっていってます。このイラストの様な場合は「ピントが合っていない」と言えます。そして黄色の矢印の部分の幅が「ボケの幅」になります。この幅が大きければ大きいほど「ボケ」ていると言えるでしょう。
焦点とピントまとめ

ここまでのまとめです。イラストをご覧ください。
このイラストでは「A点」と「B点」を含んだ写真を撮影したとします。

「A点」と「B点」の光(像)はレンズを通り撮像素子に届き、「写真データ」になるわけですが、「A点」の所はちゃんとピントが合っています。一方、B点の所は、ボケて写ってしまいます。これが、「写真」の「ピントが合っている」「ボケている」という事なのです。

ピントについて思い出していただけたでしょうか?
では、本題です。「絞り」と「ピント(焦点)の合う範囲」を解説します!

まず、「絞り」の穴を「大きく」したり「小さく」したりすると、レンズから取り込む光の範囲が変わります。まず、イラストをご覧ください。
白の矢印の部分が光の範囲です。
では、「絞り」の穴を「大きく」したり、「小さく」したりすると、どう「ピント(焦点)の合う範囲」が変化されるというと…。
  • 「絞り」の穴を「大きく」する…ピント(焦点)の合う範囲が狭くなる

  • 「絞り」の穴を「小さく」する…ピント(焦点)の合う範囲が広くなる

という結果になります。これだけではわからないと思うのでイラストをみていきましょう。
「絞り」の穴が「大きい」時、ピントの範囲は狭くなる

まず、「絞り」の穴が「大きい」場合のイラストをご覧ください。
イラストを見ると、A点のピントはあってる事がわかります。対してB点のピントはあっておらず、「ボケ」が生じていることがわかるでしょう。このイラストの「ボケ幅」を覚えていてください。
「絞り」の穴が「小さい」時、ピントの範囲は広くなる


次に、「絞り」の穴が「小さい」場合のイラストをご覧ください。「絞り」の穴が小さくなり「光の範囲」が狭くなっていることがわかると思います。

A点は相変わらずピントがあっています。

しかし、「光の範囲」が狭くなった事によって、B点のボケの幅が小さくなり、B点もほとんどピントが合っている状態になったのです!
厳密に言えばB点のピントは少しボケているが、「絞り」の穴を「小さく」する事で、ピント(焦点)の合う範囲が広くなりました!

では、おさらいです。
  • 「絞り」の穴を「大きく」する…ピント(焦点)の合う範囲が狭くなる

  • 「絞り」の穴を「小さく」する…ピント(焦点)の合う範囲が広くなる

「絞り」の穴はこんな時に変更します。

「絞り」の穴の大きさはこの様なシーンで変更します。
  • ボケ感をたくさん出た写真を撮りたい!…「絞り」の穴を大きくする。

  • 写真全部にピントを合わせたい!…「絞り」の穴を小さくする。

今回は、「絞り」について解説させて頂きました。
最初のうちは「へぇ~。「絞り」ってこういうもんなんだ」というぐらいで良いと思います。
あと、このサイトはスマホでも見れるので、忘れた時はスマホで確認してもいいでしょう。

それではお疲れ様でした。nikoでした~。
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